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出尻補正 〜お尻がケンタウロス?〜


皆さんこんにちは、南青山のオーダースーツ店 Drapper Hope TAILORING ブログをいつもご覧いただき、ありがとうございます。



Drapper Hopeの公式Instagramでは知っていると便利な豆知識動画を発信しております。是非フォローもお願いします!




自分のお尻の形を知っていますか?



「何げなくいつも穿いているパンツは穿きやすいですか?」



「座った時にキツく感じていませんか?」



「普通にしているのにシワが目立ち、気になってませんか?」



もしかするとそのパンツ、お尻の形に合っていないかもしれません。




お尻の形が2つある事を知っていますか。



①「出尻(デジリ)」

筋トレやスポーツをしている方や、姿勢の良い方に多く見られます。



②「平尻(ヒラジリ)」

体型が細身の方や、ご年配の方に多くみられます。



と言われる2つです。




今回はリール動画で説明のあった「出尻補正について」説明していきます。







出尻と平尻の違いについて分かりやすく写真を載せておきます。



(左)平尻  (右)出尻




写真を見ると左の平尻に比べて、右の出尻はお尻が出ているのがわかると思います。



平尻と出尻ではパンツを穿いた時に入るシワが違います。




(左)平尻  (右)出尻



上記画像のようになります。



平尻はパンツの後部分にシワが入ります。




出尻の場合は、パンツの表部分にシワが入るのが特徴的です。



出尻体型の人は、補正の入っていないパンツを穿くと、お尻に引っ張られてしまいパンツの前丈があまって後丈が不足してしまいます。



その為、前裾はつっかえてしまい、後の裾が吊り上がります。

それと同時に膝もつっかえて足が前に出にくく(歩きにくく)なります。


座った際にも生地がお尻に引っ張られてしまい、股上部分やウエスト周りが窮屈になります。



出尻補正を入れる事で、この様なシワや座りにくさ、歩きにくさ、が解消されます。



補足ですが、股上の部分に関して言えば、浅すぎるパンツに出尻補正を加えたとしても解消しきれない可能性が高いです。




ということは、ヒップのゆとりと股上の深さが重要だということが想像できると思います。




出尻補正とは、どのような補正なのでしょうか。




出尻や平尻は、一般的な体型の方に比べて腰位置から尻の付け根までの距離が長い事がわかったと思います。



この距離に対して既製品のパンツ、股上が浅く補正の無いパンツを穿くと、座ったり立ったりがとても難しく、尻廻りが破けるなんて事もあります。



破ける原因としては、先ほども説明した通り、補正もそうですが股上やヒップのゆとりがとても大事になってきます。



パンツの適度なゆとりについては以前のリール動画でも掲載していますので、気になる方はチェックしてみて下さい。





どのように尻廻りの距離をとっていくのかを説明していきます。






パンツのお尻側の距離(赤線)を通常(黒線)よりとっているのがわかると思います。



距離をとることで尻廻りに充分な余裕ができ、穿く位置も変わるのでパンツの前にあったシワが無くなります。




出尻補正とは、お尻廻りの距離が足りていない事で起こるシワをなくす補正です。


Drapper Hopeでは、シワのない、履き心地の良いパンツをお客様に提供する為、書籍やビスポークの方に聞いて、来店いただいたお客様に少しでも喜んでもらえるように日々勉強しています。



Drapper Hopeパンツジャケットなど単品での購入も可能です。



ジャケット¥46,200〜(生地により価格は変動します)



パンツ¥30,000〜(生地により価格は変動します)




シワがなく動きやすいパンツを、是非一度仕立ててみてはいかがでしょうか?





まずはどんなスーツにしようか探してみるところから始めてみるのも良いかもしれません。


「こんな事を知りたい」「こんな動画をやってほしい」「この疑問を解決したい」などありましたらお気軽にご連絡ください。







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