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ポリエステル生地とウール生地の違い

皆さんこんにちは、南青山のオーダースーツ店 Drapper Hopeブログをいつもご覧いただき、ありがとうございます。



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今回は、リール動画で説明しているポリエステル生地とウール生地との違いについて説明をして行こうと思います。

※リール動画を見ていない方は是非、見てみて下さい。

           ⇩




今回は、最近色々なブランドで目にする機会が増えた、合成繊維のポリエステル素材とウール素材の違いについて触れて行こうと思います。




一度は着用した事のあるポリエステル素材、実際に何が良いのか、良くないのかをご存知の方は少ないと思います。




テーラー業界の中でも、機能性の高い素材を売りにしている店舗さんが増え、生地自体もとても増えて来ました。




ここ最近のポリエステル生地は、とても使い勝手が良く、手入れが楽な素材になって来ました。




ポリエステル素材が出来たのは1940年代頃と言われています。




天然繊維の代替えとしてイギリスで生まれた素材になります。




日本では1957年頃から始まり、ポリエステルの工業化が始まります。





約70年近くの歴史があり、様々な機能のある生地が生まれていきます。





今では、洗える物、全くシワにならない物、伸縮性の強い物など、ほとんどの方が着用した事がある素材だと思います。




そんなに様々な機能があるならポリの方が良いのでは...? と、思いますよね。




なぜ、私達がポリエステルの生地をそこまで勧めないのか。




合成繊維には、良い面もあれば、悪い面もあります。




合成繊維にはポリウレタン、エラスチン、レーヨンなど様々な機能を持った素材が今は出ています。




何が入ってるかによって、生地の見え方や、性能が違います。




伸縮性に特化しているものや、質感に特化しているもの、撥水性に特化しているものがあります。




合成繊維には、フラッシュライトのような独特な光沢感と、通気性の悪さ、シワが入ると取れにくい、生地が変色しやすい為、あまり私たちはお勧めをしていません。





ウール素材は伸縮性はなく、シワは入りやすいですが、通気性、シワが取りやすい、上品で滑らかな光沢感があります。




どちらが悪いと言う訳ではありませんが、使い分けていく事は大事だと思います。




ジャケットや、カジュアルな場面には、ポリエステル生地はとても使い勝手が良く、手入れを気にせずに着用できます。




ビジネスや、フォーマルなシーンにおいては、主賓の見え方なども考慮してウール素材で仕立てるなど、何処で着用するのか、誰と会うのかによって素材などを使い分けていくと良いと思います。




見え方を気にすると、説得力も変わってくるので、サイズ感、生地感、細いかもしれませんが、こだわってみると良いと思います。




以前のリール動画でもリネン生地についての動画や、グアナコ、ビキューナについて、アンゴラヤギから取れるモヘアについてなど、天然繊維の生地について話している動画、ブログもあります。



是非、そちらもチェックしてみて下さい。

春夏に着るお勧め生地」

「神の繊維...ビキューナ、グアナコ」

        ⇩


「モヘア生地の良さとは...」

         ⇩



色んな生地を試してみるのもお勧めです。その上で何が自分に合うか見つけるのも楽しいと思います!



Drapper Hopeのフィッター 水落 敬が着用しているセットアップはポリエステル100%のシアサッカー生地です。






伸縮性があり、全く手入れがいらないユーザー思いな生地です。




【ポリエステル100%シアサッカー生地】



・スタンダード セットアップ


¥77,000(税込)


・スタンダード ジャケット


¥57,000(税込)




・ハイライン セットアップ


¥110,000(税込)


・ハイライン ジャケット


¥85,000(税込)




皆様からのご連絡楽しみにお待ちしております。お気軽にお声掛け下さいませ。





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