皆さんこんにちは、南青山のオーダースーツ店 Drapper Hopeのブログをいつもご覧いただき、ありがとうございます。
Drapper HopeではLoro Piana(ロロピアーナ)、DORMEUIL(ドーメル)、FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)、Ermenegildo Zegna(エルメネジルド ゼニア)、DRAPERS(ドラッパーズ)、Maison Hellard(メイソン エラール)などの高級インポート生地を数多く取り揃えています。
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今日は題名にもありますが、ベルトがなくてもウエストの調整が可能な『サイド尾錠』に触れたいと思います。まずサイド尾錠を知っていますか?
Drapper Hopeに来店された方や、ドレスファッションに興味のある方なら一度は聞いた事があるかもしれません。
いつものスーツスタイルが一味違って見える、お洒落でスタイリッシュなサイド尾錠。
その魅力について話していきたいと思います。
サイド尾錠とは、イギリスで修行をしたイタリアの職人が独自性を出す為、出来たのがサイド尾錠と言われています。
なぜ、お勧めのか?
写真も一緒に載せておきます。
「サイド尾錠はベルトがない分ウエスト周りがスッキリ見える事」
ベルトを着用する事で、野暮ったく見えてしまう可能性があります。
「ベルトがなくてもウエストを絞れる事」
サイド尾錠で調節出来るのは約1~3cm程です。
「ベルトを着用する際、靴、カバン、全体のスタイリングと合わせなくてはいけないので、意外と難しく感じる」
お客様からも難しいと言われます。
実際に、Drapper Hopeに来店されたお客様はサイド尾錠とベルト半々くらいの割合です。
サイド尾錠をつけて仕立てた方は、元々は皆様ベルトを着用していましたが、ベルトをしない方が楽で他の人と見た目も違う事が逆に良い。と気に入っていただける方が多いです。
ベルトを着用している方からすると、サイド尾錠はウエスト周りがスッキリし過ぎてしまって違和感を感じるそうです。
サイド尾錠にチャレンジした方はベルトを付ける事がなくなり、今ではサイド尾錠しか考えられないという方も多々います。
例えば、食事の前と後でお腹の張りが大きく異なる方には、ベルトでの固定よりもサイドで調節出来た方が有効的だとも考えています。
少し高めの腰位置で穿き、ずり落ちない程度にウエストを設定します。
なぜ、高めの腰位置なのかは以前のリールでも説明していますので、是非チェックしてみてください。
股上を深くして高い腰位置で穿く事により、足が長く見えます。
ヒップやワタリに適度なゆとりを入れる事で動きやすさも出ます。
尾錠というと、両サイドでウエストを絞れる仕様が多いですが、パンツの後に尾錠が付いているハイバックという仕様もあります。
クラシックが回帰している今、私が知っているイギリスで修行されたビスポークの方は、ハイバックのパンツをよく穿いています。
ハイバックはクラシックで伝統的なスタイルであり、ビスポークならではです。
パターンオーダーやセミオーダーの店舗には型紙などがない為、あまり見ないスタイルです。
ハイバックの場合、尾錠で一応は絞れますが、確かな調節が難しい為、基本サスペンダーで吊す
仕様になります。
イタリアっぽさのあるサイド尾錠と、イギリスのハイバックスタイルはその日の気分やコーディネートによってスタイルを変えられるのは良い味変になると思います。
この頃、パンツ単品での受注も大変多く増えて来ました。
今年に入り、まだ試作段階ですがハーフパンツもお仕立て可能になりました!
デザインやスタイリングは仕上がり次第更新していきますので、楽しみにお待ちください。
Drapper Hopeではジャケットやパンツ単品での受注も可能です。
これからスーツやパンツを考えている方は是非一度試してみてはいかがでしょうか?
こう言った細かいデザインは既製品ではなかなか出来ないと思います。
きっと、新しいスタイルが見つかるはずです!
Drapper Hopeの公式Instagramではたくさんのリール動画やコーディネートの写真を投稿しています。
まずはどんなスーツにしようか探してみるところから始めてみるのも良いかもしれません。
「こんな事を知りたい」「こんな動画をやってほしい」「この疑問を解決したい」などありましたらお気軽にご連絡ください。
DMでもお電話でも構いませんのでご連絡お待ちしております。
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