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水牛ボタンの良さとは?



皆さんこんにちは、南青山のオーダースーツ店 Drapper Hopeブログをいつもご覧いただき、ありがとうございます。



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オーダーをした事のある方なら、ボタンを選んだことがあると思います。




リール動画で説明している、水牛ボタンについて今回は話していこうと思います。

※リール動画も是非、チェックしてみて下さい!





スーツについているボタンは、以前のブログでも説明しましたが、元々飾りで付いていました。

@1「本切羽のブログ」





ボタンは、スーツを仕立てる上で印象を左右するとても重要な存在です。




またビジネスで使用するスーツ、カジュアルなスーツ、ブレザーなど、シーンやモノに応じてボタンを変えた方が良いです。




「例えば、以前のブログでも説明した事のあるブレザーであればメタルボタンをつけます。」





ビジネスシーンで着用するスーツにメタルボタンは、ボタンの印象が強すぎてしまいます。

その場に適さないスーツになってしまいます。





基本は、ビジネスシーンで着用するスーツには水牛ボタンをつけるのが良いとされています。





水牛ボタンとは...




オーダースーツを仕立てた事のある方なら、ボタンを選んだ事があると思います。




水牛ボタンとは、水牛という牛の角を加工したものがボタンになっています。

※こちらが水牛です。

     


この、水牛の角から出来た物がボタンになっています。




Drapper Hopeでは様々な色味、形の水牛ボタンを用意しています。



水牛のボタンは、ポリエステルのボタンと違い、模様が入っています。




今では、ポリエステルでも水牛に寄せた模様が入っているものもありますが、水牛ボタンの良いところは、同じ模様がない事です。




それぞれ違う事が見てわかると思います。






水牛ボタンのメリットは、滑りにくい、ボタンが止めやすいという事もあります。




同じ柄のものが無い、見た目に風格があり、重厚感が出る。ポリエステルは人工的に作っている為、全て同じ柄のものが付きます。





スーツ生地よりも寿命が長いので、ボタンの経年変化が楽しめる。





これが、水牛ボタンにするメリットです!





天然素材のボタンは他にもナットボタン、貝ボタン(シェル)があります。


⇧ヤシの実(ナットボタン)




⇧貝(シェル)






ナットボタンや貝ボタンは、他のボタンに比べても軽いのが特徴で、夏のサマースーツ、シアサッカーやシルクが入った生地に貝ボタンを付けると、とても雰囲気が軽やかで、涼しげな印象になります。






スーツ生地に貝ボタンをつけている方を見ることがありますが、これはお勧めしません。メタルボタンのようにボタン自体の印象が強すぎてしまうからです。




補足ですが、ナットボタンや貝ボタンは、染色や漂白などをして色を作っています。




同じ天然素材の水牛ボタンは、化学的処理を行わず、人の手を一切加えていません。




ナチュラルな素材感が楽しめるのがポイントです。




なので、天然素材の中でも1番高価なボタンとされています。




水牛ボタンは、基本的にどんな生地にも馴染みが良いです。




中には、光沢の強いボタンや少し光沢のあるもの、マットで光沢のないものがあります。




私は、光沢の無いマットな質感のボタンが好みです。ボタン自体が主張する事なく、とても生地に対して馴染みがいいからです。




ボタンの質感はお好みもあるので一概にこれが良いとは言えませんが、生地の色味、

靴の色に馴染みが良いものを選ぶと失敗する事なく、長く愛用できると思います。



例えば



黒い靴には=黒いボタン



茶色い靴には=茶色いボタン



ベージュや、カジュアルな生地には=色の淡いボタン


(水牛ボタン)




良くも悪くもボタンはフロントライン、中心部分に付いてくるので、ボタンの色味はそのスーツの印象を左右してしまいます。




また、シングルスーツ、ダブルスーツでもボタンの数が違うので見え方は変わります。











ボタンの色味でどう印象が変わるのか...



・黒の色味はスーツ全体の印象を引き締めます。



・茶色は、少し柔らかい印象になります。



・ベージュ系の淡い色味は、全体の印象をカジュアルに見せ、とても軽い印象になります。





ネイビーやミディアムグレーなどの定番の生地の色味には、黒や茶色っぽいボタンを付けると相性がいいです。




逆にそういった生地に、ベージュや色味の淡いボタンを付けるとボタンが浮いてしまいます。




生地の色味が淡いものには、ボタンも淡いものにすると良いと思います。





オーダーとなると、何かしら拘りたくなってしまいますよね。




何度も言うように、生地の色味や靴の色味に合わせて、悪目立ちしないボタンを選ぶと、上品なスーツに仕上がります。





Drapper Hopeでは、様々な形、色味の水牛ボタンがあります。





是非、オーダーをお考えの方は、生地と合わせてじっくり選んでみると楽しいと思います。





ベーシックなスーツにこそ、長く愛用できる、流行り廃れの無いものを選んでいきましょう!






Drapper Hopeの公式Instagramではたくさんのリール動画コーディネートの写真を投稿しています。


まずはどんなスーツにしようか探してみるところから始めてみるのも良いかもしれません。


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